青猫文具箱

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電子書籍利用メインならMVNOの格安データSIM&格安スマホも一計だよねという話。

電子書籍利用メインなら、格安データSIM、格安スマホでもOK?

突然ですがスマートフォンを何に使ってますか?

TwitterやFacebook、LineといったSNSに。ゲームや動画に。ニュースサイトやキュレーションサイト(はてなブックマークなんかも)閲覧に。電話やメールだけ、という人は案外少ないですよね。

自分のスマホ利用の大部分を占めているのは電子書籍を読むことで、次点で「小説家になろう」でお気に入りの連載小説をチェックしたり。前者は本のデータを事前にダウンロードしておけば既読位置やマーカー箇所の同期だけ、後者はブラウザでのテキストデータの読み込みぐらいなので、あんまり通信容量を食いません。具体的には、データ通信の容量、毎月2GB行かないぐらい。

それにこれまでの経験則からして、ゲームや動画をガンガンやるとか、SNSで写真や動画を送りあうとかしないかぎり、データ通信の速度ってあんまり必要ないんですよねー。既読位置同期やテキストデータ読み込みで数十Mbpsとか速度が出ても、豚に真珠というか。

ということはきっと、電子書籍利用メインの場合、今流行りの格安データSIMや格安スマホ、相当相性良いんじゃね?と思った次第です。

 

格安データSIM×電子書籍の実験

まずは端末と格安データSIMをご用意

そんな訳で実験ですーノ*゚▽゚)ノ

ここにありますは、半分仕事・半分趣味で購入したSIMフリー端末「Zenfone5」と、auとの契約解除済「Xperia Z Ultra」です(注:画面はもうSIMさした後)

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用意しますは、ヨドバシカメラオリジナルの「WIRELESS GATE WiFi+LTE」(docomo系MVNO)と、ケイ・オプティコムの「mineo」(au系MVNO)です。

SIMはいずれも、電話(SMS)なし&1GBの高速通信プラン。WIRELESS GATE WiFi+LTEが920円、mineoが1058円(いずれも税込)。あと契約事務手数料的なお金3000円前後が初回のみ。

※【2015年5月追記】ヨドバシカメラオリジナルの「WIRELESS GATE WiFi+LTE」、ケイ・オプティコムの「mineo」のいずれも、現在では価格据え置きで高速データ通信量1GB→3GBに増量となっています。

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この2つを選んだ理由は、

  • docomo系端末対応のMVNOは多い。が、ヨドバシMVNOの格安データ通信は1GBが1000円以内かつワイヤレスゲートのWi-Fiスポットが使えてお得感が高い
  • au系端末対応のMVNOはmineoしかない

からでした。ワイヤレスゲートとか、Wi-Fiスポット単独利用でも月々税込390円ですしねー。新幹線内でも使えるので、大変重宝。

 

格安データSIMの手続。

クレジットカードの設定やSIMカードの取り付け、ネットワーク設定等をサクッとやって使用開始です。以下使用までのざっくりとした所感。

  • ワイヤレスゲート:店舗でSIM購入してネットでクレジットカードなど設定するくらいなので、欲しいと思ってから使えるようになるまでが本当に早い。
  • mineo:ネットで各種設定完結しますが、SIM郵送分、時間かかる感じ。ケイ・オプティコムに登録しないと行けないのも面倒かも。でも利用ガイドついてて丁寧でした。あとau端末でロッククリアいらなかったのがビックリ。

 で、10日間程使ってみます。

 

使用条件的なこと。

 一応使用条件的なものをあげていくと、利用エリアは都内JR/地下鉄圏。出張で大阪行ったのでその周辺。やったことは、

  • 家の無線LANでダウンロードした電子書籍を閲覧&既読位置やマーカー部同期。
  • 小説家になろうのサイトで小説閲覧
  • アプリで経路検索
  • Twitter閲覧&つぶやき投稿
  • アプリではてなブックマークやはてなブログ、Presso閲覧
  • Lineやりとり(電話はしない)
  • グーグル系アプリの自動同期

な感じ。つまり、動画閲覧やゲーム、アプリ/電子書籍のダウンロードしないだけで普通に使ってます。

 

実験結果 

WIRELESS GATE WiFi+LTEの使用状況

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高速通信モードオフ設定がすっごく偉大。初日、高速通信オフでPRESSO閲覧して、画像の読み込みもそこそこ問題なしだったので、基本オフ設定で過ごしてました。体感的に日常生活ほぼ問題ないレベル。オンにするのは多分、急に新しい電子書籍買って読みたくなった時くらいかなー。

オフ設定だと当然速度は出ないので、動画や画像多めのサイト閲覧は(ストレスが溜まって)無理です。オフ設定で実用書をダウンロード試したところ、無線LAN環境で十数秒なのが1分くらいかかったので、マンガのようにファイルサイズが大きいものをダウンロードするのは、やはり現実的じゃなさげ。

正直、LTEなし/ベストエフォート250kbpsの480円プランで良かったんじゃないかな、と思わなくもないです。

 

mineoの使用状況

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こちらは特に高速通信モードオフ設定的なものが見当たらなかったのでフリーダムに使ってました。案外減ってないですねー。今回体感重視でスピードテスト等はしなかったのですが、mineoの方が通信の掴み良い気がします(あくまで都内ですが。)あと、通信容量を翌月繰り越しできるがなにげに嬉しい。

 

結論

電子書籍利用メインならMVNOの格安データSIMで問題なしかもー。

家か職場に適度なセキュリティで無線LAN使える環境があれば、携帯の通信容量って(多めに見積もっても)2GBもあれば十分だよなぁと再認識。困った時は追加で購入しちゃえば良いですしねー。

あ、もちろんですが、周囲の環境や使用状況によるので「あくまで感想は個人の意見です」。動画やゲームやるなら、7GBはあった方が良いし、なにより、高速通信でないと楽しめないと思われます。

逆にメールや電話、ちょっとしたネット検索にしかスマホを使用しない年配の方に、5GBとか7GBのプラン進めるショップ店員さんには生温い目を向けたくなるるる。

 

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