青猫文具箱

青猫の好きなもの、行った場所、考えた事の記録。

ながら読書でフリーハンドするなら「Gimble Traveler」が一番かもしれない。

本を開いて固定する需要って大きく2パターンあると思っていて、

  1. 調べる/勉強するのに同じページを、割と長い時間固定する
  2. 通勤時や、別作業との同時並行などで、フリーハンドで読書したい

ちょっと前、このブログで本を開き留めしてくれる読書文具の記事を書いたのですが、 

本を開いたまま固定してくれる、便利な開き止め読書文具。

ページオープナーやフリップクリップ、あとブックスタンドが1.の用途。thumb thing(サムシング)やコテイシーナが2.の用途な感じです。

同じくページを開いて固定する文具でも、ちょっと用途が違うんですね。1.の開き止め文具って「本を開き止めする」作業がページをめくるたび発生するので、2.のフリーハンドのために短時間開き止めしたい、というわがままにはちょっと向いてないというか。

 

1.の最強は、見た目と携帯性とコスパでページオープナーだと思ってるんですが、

2.については「これが特別おすすめ!」というのはなかったんです。サムシングだってフリーになるのは片手だけで、両手が完全フリーハンドになる開き止め文具ってないなーと(サムシング持ってないし)。

 

でもたまに、ちょっと行儀悪いですが本読みながらご飯食べたりヨガやったりしたくなる時ってあるじゃないですか。あるんです。で、完全フリーハンドで読書がしたいなーと。

それで、上の記事でも購入検討中と書いた「Gimble Traveler」をですね、

買ってしまったのです...!地元の東急ハンズで見つけてしまい。1000円くらいだったかな。白しか置いてなかったけど。

で、これをしばらく使い続けていたら、その使い勝手の良さに静かに感動しました。もしかしたら自分、本を開いて固定する読書文具の中ではGimble Travelerが一番かもと。

じゃーん!!

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プラスチックでちゃちい感じですね、はい。

でも、ページを実際止める曲線部分の幅が左右で異なって、狭い方は、ページが少ない最初の方でもちゃんと止まって優秀。さらに幅が伸縮自在で、文庫本から専門書までだいたいなんでも挟めます。

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どう使い勝手がいいかといえば、売り文句通り「ページ押さえとページめくりを両立してくれる」ところ。ページごとに本を開き止めする作業が発生しないので、完全フリーハンド読書が簡単にできるんです!ページを抑える曲線部が、いい感じに次のページをくぐらせてくれるので、慣れると楽。とても楽。

そして、本の背をぐるりと回す形の読書文具なので、本の上部から1/3あたりにセットすると、ほのかな角度がついて読みやすいんですね。

Gimble Traveler自体がやや大きいので、電車の中で使うには向いてないんですが(それこそサムシングで十分だと。もう持ってないけど)、自分の「ながら読書で完全フリーハンドしたい」用途にはぴったりハマるなーと。

 

見た目どうり特別丈夫というわけではないので、辞書クラスの厚さのある本に使い続けたら曲がるだろうね、うん。本の厚さに影響を受けずにどこでも使えるページオープナーの重用はこれからも変わりませんが、フリーハンド読書にはすごくいい感じです、Gimble Traveler。もっと見た目が素敵だったら尚良かった。でも当面最適解なのは間違いない。

 

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