青猫文具箱

青猫の好きなもの、行った場所、考えた事の記録。

東京国立の「つくし文具店」とつくしペンケース、えんぴつキャップ。

オシャレ個性派な文具店特集がネットや雑誌で組まれると、定番のように並ぶお店があります。蔵前「カキモリ」、表参道「文房具カフェ」、中野「旅屋」、三鷹「山田文具店」、千葉県は本八幡「ぷんぷく堂」あたりとか。オリジナル文具を販売していたり、お店のテーマがはっきりしていたり、ファンの多いお店です。自分も時折お店を覗いて、気になる文具を見つけると手にとってホクホクしてます。まだストックがあるのにノートやペンを買っちゃう。

そうした文具店と並んで度々名前は聞くものの、都内なのに「最寄駅から20分」というアクセスが引っかかり足を伸ばすには至らなかった文具店がありまして。

東京国立駅から徒歩で20分、大きな黒板のある約3坪のちいさなお店、「つくし文具店」。

つくし文具店

ちょっと寒い時期だったので、駅からはバスを使っていきました。10分間隔でバスが通ってるようで、行きも帰りもスムーズ。最寄のバス停からは一本道ですしね。

晴れた日ならトコトコ歩きだけで行くのもいいな。住宅地をまっすぐ進むとこじんまりしたお店が見えてきて、近くの学校らしき方向から子供達の声も聞こえたりして、「うわこれいいなー!」と一人静かにテンション上げてました。こういう雰囲気すばら。

棚と机にひとつひとつ丁寧に置かれた文具がどれも、量産品とはちょっと違う佇まいで手に取られるのを待っていて、なぜかきゅーん、としました。あと、文具店はそれなりに巡ってる身なんですが、初めて見る文具が多かった。オリジナル文具がメインだからかな。お財布が許すなら、大人買いしてみたかった。

 

そして、こちらにお邪魔してどうしても欲しいなーと思っていた、つくし文具店オリジナル文具がありまして。まずは「つくしえんぴつキャップ」。

つくしえんぴつキャップ

普通より太めで白ラインが可愛らしい「つくしえんぴつ」 にぴたりとはまるよう、針金を一筆書きのように巻いたバネでできてます。所有欲をくすぐるどころか、抉るような可愛さだと思う。手前はクリップのようになっているので、ポケットに挟んで持ち歩くのにも向いてます。

最近万年筆だったりボールペンだったり、インク系に寄ってたんですが、えんぴつ久しぶりに使うと良いですねー!ふと鼻をよぎる木の匂いも良いし、持てばしっくりくる。あと文字がなんとなく優しい気がする。えんぴつ画とかやりたい。

 

もうひとつ、オリジナルの文具で欲しいなーと思っていたのが「つくしペンケース」で、これ、丈夫なリネンの帆布の大きめペンケースで、なんと測量野帳がぴったりとはまるのです。こんな風に。

つくしペンケース

突っ掛かりのないファスナーがサイドぐるっと一周するので、ペンケースをぱっくり開けることができます。

そして、なんともぴったりはまる測量野帳よ。測量野帳、ちょっと贅沢してカラー版を買ったんですが、そのままさらでカバン入れると傷がついて気になるじゃないですか。それでカバーを探してたら、つくしペンケースがぴったりらしいという風の噂を聞き、こっそり狙っていたのです。ふふふ。

 

ちなみにつくしペンケースですが、人気のため、自分が行った日はお店には置いてませんでした。なので当日、国立から中央線で立川に行き、グランデュオ立川店6階の「オリオンパピルス」まで足を運びました。こちらでつくし文具店のオリジナル文具を扱ってるのです。

ORION PAPYRUS

「毎日の暮らしの中の、本とその週辺にあるもの」なんて素敵なコピーを掲げてるオリオン書店のコンセプトショップで、こちらも以前から行きたかったのでした。グランデュオ6階って、文具スキーの中ではよく話題に上る文具店集結スポットですが、オリオンパピルスは本と文具が程よくコラボって並んでて、楽しかった。文具と読書欲満たされた。

あ、でも、立川の駅直結なグランデュオに入ってるオリオンパピルスの方がアクセスは当然良いんですが、商品の扱いが限られてるので、時間があるなら国立のお店に足を運ぶのがおすすめ、かな。

国立、約3坪の小さいお店ですが、雰囲気がふんわり愛おしい感じで、「ひとつひとつの文具と向き合う」感があるんですよね。

欲しいものは手に入ったのに、なんだかふとした瞬間思い出してまた行きたくなる文具店でした。

「つくし文具店」含めた東京文具店巡りの旅マップはこちらから。

東京文具店巡り

 

お店情報:つくし文具店
  • 住所 185-0035 東京都国分寺市西町2-21-7
  • 電話番号 042-537-7123
  • 営業時間 12:00~17:00 
  • 定休日 火曜定休
  • Webサイト つくし文具店

 

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