文具店巡りをするとき地味に探しているのが、修正個所をズレずに消せる修正テープと、軽くてコンパクトな穴あけパンチです。穴あけパンチは出張用に持ち歩ける、コンパクトなのが欲しいんですよねー。
ないとすぐ困るものではないし、出張先から戻ってきたときにファイリングするので問題ないんですよ。でもふとしたタイミングで「今あれば作業できるのに」と思う類の文房具です、穴あけパンチ。
後でコピーに使う可能性を考えると、紙資料はクリップで傷をつけずに留める方が好きなですが、出張で大量に紙資料を持ち歩くなら、やっぱりリングバインダー一択になっちゃうんですよね。一度ファイリングしてしまえば紛失の恐れもないし、資料順のズレも発生しないですし。
ただ、会社で支給されている穴あけパンチって作業のしやすさ前提で携帯することを考えてない大型のしかなくて(当たり前)、持ち歩くには向かないじゃないですか。スーツケースに入れるにしても中途半端に場所をとるし、何より重い。
それで初期の頃は、コクヨのクリップテープやデビカのすぐとじクリップを出張先に持っていってファイリングしてたんですが、使う度にちょっとずつコストがかさむ(もちろん支給があるわけではないので自腹)のが面白くない。
当時「できるだけコンパクトな穴あけパンチを!」と考えて購入したのがカール事務器のデコレ・パンチでした。
ハンドル部分を押し下げた状態でロックできてコンパクトで、カバンに収まりがいいので割と長く愛用。ワンタッチでダストトレイを開けるので、ゴミ捨て簡単なのも良い。見た目もそれほどチープがさなくて可愛いですし。10枚までまとめて作業できます。
それからしばらくして、同じくカール事務器がポータブル2穴パンチを売り出したらしいと言う噂を聞いて、自分もひとつ手に入れたのがこちらプチット(Putitto)。一瞬使い方が分からないくらい小さい。
ファイリング用の穴が綺麗にできます。こんな小さいのに、さすがカール事務器。
構造的にも1枚ずつしか穴を開けられないので、数十頁の契約書になると立ちゆかないですけどねー。でも発想として素敵だな!と思ったし、ペンケースに入れられる小ささなので、割と重宝したり。仕事用にシステム手帳を持ち歩いていたときが一番活躍したかも。リングノート愛用者なら、もっといろんな場面で活躍させてあげられたかもしれない。ごめん。
結局その後は特に「これは!」というのが見つからず、この2つを併用する感じで時は流れました。それが、昨日何気なく入った文具店でこれ見つけまして。「とじ開け切ーる」。
ステープラーと1穴パンチとレターオープナーが三位一体となった文房具です。ワンタッチで機能切り替えができて、スリム&コンパクト。思わず衝動買いしてしまった。多機能ってだいたい単機能の方が性能いいのにほしくなるよね(言い訳)。
1穴パンチなんですが、こうして紙を半分に折り込んで穴を開ければ、ファイリング用にも使えます。
ただちょっと穴が綺麗な円形じゃないのがなー。精密さを求めなくてもと思いつつ、ちょっとだけ気になる。あと、レターオープナーが壊れやすそうで心配。しばらく使ってみよう。
そんな感じに地味に自分に合うものを探してるんですが、最近、資料はスキャンで読み込んで電子化を~という波がきてるのもあって、穴は開けずにクリアファイルに入れてファイリングすることも増えてきたので、次第に使わなくなる気もしてます。
電子化しちゃうとむしろ、資料保管の観点からは脆弱生を抱えることになるので微妙なこともありますが。結局は紙資料の方が残ること多かったり。
そろそろまたコクヨのクリップテープの出番かなー。