大阪行ってました。食い倒れ目的だったんですが、カロリー消費には適度に歩くほうがいいかもしれないと、周辺の文具店や雑貨店巡りも兼ねてみました。したらばとても楽しかったので「東京文具店巡りの旅出張版、大阪文具店・雑貨店巡りの旅」をお送りします。
大阪といえば、事務文房具メーカー・リヒトラブ(LIHIT LAB)さんの本拠地です。使い勝手とオシャレのバランスが良い、お気に入り度高めのメーカー。最近だとTBS「マツコの知らない世界」で取り上げられた、ペン立てにもなるペンケースがリヒトラブの商品です。
その直営アンテナショップが大阪市内にありまして。地下鉄谷町線・中央線「谷町4丁目」下車、8番出口より徒歩1分の「リヒトラブ LIHIT LAB. THE DESIGN MIND COMPANY_STUDIO」(営業時間11:00-17:00/土日祝定休)。
右も左もリヒトラブ商品...!最新商品や定番のツイストリングノート、ファイルも勢ぞろいでこれは楽しい。悩みに悩んで、スマホスタンドにもなるイヤホンケースをお買い上げ。新商品なんだって。
すぐ側の地下鉄谷町線に乗りまして、お隣「谷町6丁目」下車(徒歩15分なので歩いても良さげ)。のんびり街並みを眺めながら歩きまして「空堀(からほり)商店街」に向かいます。
こちらの商店街、素敵な雑貨屋さんが多いと聞いて前から目をつけてました。実際歩いてみて、とても雰囲気の良い商店街。過度に観光地ナイズされてなくて、普通に地元の人が買い物をしていて、でもちょっと素敵な喫茶店や路地裏があって〜みたいな。
喫茶店でお茶を飲みつつ、まず目的の1軒目「紙匠雑貨エモジ」さん。紙雑貨中心に扱っているお店で、オリジナルノートを作ることもできます。店構えもレトロ可愛くてきゅん。
まったりと店内を巡り、2階の小スペースにあったメモ帳を購入しました。「Who Mails? | 株式会社ロンド工房」という、女の子と動物たちがご当地巡りしていくシリーズのイラスト。これは大阪ですねー、可愛い。素敵な買い物に満足しつつ、商店街をゆるり歩いて、
一瞬、あれ、このお店なんだろうと思ったら美容室だったり、
路地裏を抜けた先で雑貨屋さんを覗きつつ、商店街から一本奥まったところにある東欧雑貨店「CHARKHA チャルカ」へ(営業時間13:00-18:00/月火定休)。
チェコやハンガリーなどの東欧雑貨が、古いものも新しいものも一緒に並んだ店内。多分好きな人は身悶えするくらい好きそうな場所だと思います。
https://twitter.com/Yuki3Mori/status/728521778591453184
そして、チャルカから5分ほど歩き、長堀鶴見緑地線「松屋町」から乗って、隣駅「長堀橋」へ(ここも徒歩15分しないので歩きでいいかも)。そこから歩いて5分ほど、心斎橋の古いビル「大阪農林会館」4階、輸入文具店「FLANNAGAN(フラナガン)」へ(営業時間12:00-19:00/火曜定休)。
ここはなんというか、古いおもちゃ箱みたいなお店で懐かし可愛かった。吉祥寺のサブロみたいな場所が好きな人はみんな好きなんじゃないかな。並んだ商品をひとつひとつ手に取って、その手触りを確かめたくなります。来るたび気になる文具が違いそうなお店。
フラナガンから10分ほど四つ橋筋の方に歩きますと、次なる文具店「BRÜCKE(ブリュッケ)」(営業時間11:00-19:00/日曜定休)。
街中にあるちょっとおしゃれな文具店。こういう素敵な場所が地元にあったら小躍りするのにと思いつつ、入り口側で「マツコの知らない世界」で取り上げられた文具特集をやっていたのでじっくり商品を手に取ってみたり。
ところで、リヒトラブのペンケースもですが、コクヨの「ネオクリッツ」にしろ、サンスター文具の「デルデ」しろ、番組で取り上げられた影響で「ペン立てにもなるペンケース」がどこの文具店も品薄になってません?最近あまり見かけない気がします。
ブリュッケからさらに歩きます。難波方面に10分強、心斎橋にあるおしゃれな本屋さん「STANDARD BOOKSTORE スタンダードブックストア」へ。「本屋ですが、ベストセラーはおいてません」がコピーの、個性的な本屋さんです。地下1階にはかなり充実した文具売り場を併設(営業時間11:00-22:00/年中無休)。
印象としては、京都の恵文社一乗寺店や、東京のオリオンパピルスっぽい感じ?。蔦屋書店ほどキリリと決めました!感はないんですが、程よく本と文具が混じっていて好みの空間です。そしてここで新しい文房具の本を手に入れまして。高橋輝次氏の「書斎の宇宙」。 ちまちま読んでます。
ここから、10分ほど歩いて御堂筋線「心斎橋」に乗り込み、4駅先の「中津」へ。以前、デイリーポータルZにも取り上げられたことのある「ヘブライ雑貨と文房具の店 エフロノット」へ(営業時間14:00-19:00/木日祝定休)。あ、ここはなぜか写真撮り忘れたっぽい。
エフロノットは、ヘブライ語で鉛筆という意味。イスラエルをはじめ世界各国のおもしろい文具や雑貨を販売しています。微妙に他の文具店とは趣が違って面白かった。小さな空間に雑貨が所狭しと並んでいて、なんだか駄菓子屋っぽい雰囲気でした。すごく手触りのいい筆記具を購入したんですが、自慢したくてうずうずしてる。
この後、梅田駅に戻ってロフトや東急ハンズ、NAGASAWA、アンジェなどの系列店を覗いて品揃えを確認しつつ(もはや習性)、この記事では触れてませんがお腹いっぱいのたこ焼きを食べながら、大阪文具店・雑貨店巡りの旅は終わったのでした。楽しかったー。さも1日で回ったかのように書いてますが2日かかってることを申し添えます。
最後に、定休日だったり遠かったりして行きたかったけれど行けなかったリスト。行ったことあるお店がありましたら是非教えてくださいませ。東京に比べると土地勘全くないので情報集めづらいー。
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雑貨と印刷のお店 irodori(イロドリ):素敵紙雑貨類を扱うお店。営業日が合わなかったので行けなかった。
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活版印刷・紙雑貨〜河童堂〜:活版印刷の紙もの。こちらも営業日が合わず。
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紙cafe:こちらも紙雑貨のお店。堺なのでちょっと遠いかなぁと。
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夜長堂 レトロモダン雑貨:リニューアルオープンに向け準備中とのことで自重。次は必ず...!
そんなゴールデンウィークでした。今週のお題「ゴールデンウィーク2016」。