青猫文具箱

青猫の好きなもの、行った場所、考えた事の記録。

気になってたアトリエうかいのクッキーを買いました。

仕事で品川に行くことになりまして。ちゃーんす!とばかりに仕事帰り、エキュート品川のアトリエうかいのブースに寄ってきました。

洋菓子店アトリエうかいのクッキーといえば、「缶の可愛いクッキー◯つ厳選!」「手土産にしたいクッキー◯選」みたいなネット記事で、毎度取り上げられるクッキー。見た目可愛くておいしくて敷居もそれほど高くない(予約や並ぶほどではない)。だからちょっと手を伸ばせば手に入るけれど、そこそこいいお値段がするのできっかけがないと手を出せない、そんなクッキーです。

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存在を知ったのはいつの頃だったかな、SNSで友達が「出産頑張った自分へのご褒美にアトリエうかいのクッキーを取り寄せました」と上げているのを見て、「おおおお可愛い!いいね!!」となり、その後ネットでここの素敵な缶デザインを見かけるたび、手に入れたくてたまらなくなったのでした。今回買っただけでもう満足。

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フールセック・小缶です。宝石箱のように色とりどりで綺麗なクッキー詰め合わせ。フールセックとはなんぞ?とググったらフランス語で焼き菓子のこと、とでてきたので焼き菓子なんだと思います、はい。

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神は細部に宿るというけれど、ちゃんと蓋の細部までかわいい!そして想像していたよりも箱がちんまい。

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左上が『花形のウィーン風クッキー・木苺のジャムサンド』。王道のジャムサンドには違いないんですが、サクッと口の中で溶けて、歯がいらない柔らかさです。後からくるバターの芳醇な味わいも「ああ、高いクッキー食べてる!」て感じで素敵。

その隣は『砂のようにほどけるメープルクッキー』。そっと指で摘まないとほろほろこぼれてしまって、口に入った後は確かに砂のようにほどけます。

左下は『香ばしいゴマのガレット』。これはちょっと想像と違ったかな、私ガレットのかみごたえ好きなんですが、これはかたくない。噛むとふわっとした食感で、ゴマの香りがふわっと広がります。

その隣は『パッションジャムをのせたチョコレートクッキー』。サクッとほろ苦くあまい、そこに酸味のあるジャムが追っかけてきて口の中が幸せ。

右側の小品は緑色が『ピスタチオジャンドゥージャのサンド』でナッツのザクっと食感が楽しく、茶色が『貝殻型の紅茶クッキー・レモンジャム添え』は若干記憶に残ってないかな、白とピンクが『ヨーグルト・アーモンドとイチゴ・ホワイトチョコのほろほろクッキー』は甘酸っぱさとブールドネージュっぽい歯触りがめちゃくちゃ好みの味わいでした。うん、最後のほろほろクッキーが1番好きかも。

一つの箱の中にいろんな食感と風味が詰まっていて、見た目も楽しませてくれて幸せ。ただ、この缶クッキー、家族と食べたんですが、家族が「主役ばっかりでちょっと疲れる」といっていて、なるほど個性がぶつかってる感はあるなとも思ったのでした。脇役が欲しくなるね。

ふと思ったんですけれど、クッキーって小麦粉と砂糖と卵とバターでできてるじゃないですか。その割合の違いでいろんな食感や風味を生み出すの、すごいなぁと。アトリエうかいのクッキーもですけれど、ミスターイトウのチョコチップクッキーも、カントリーマアムも、ウォーカーのショートブレットも同じクッキーで、でも全然違う味わいをくれるんですよ。

いずれにしても長年の小さな欲望が果たせて満足です。