長年、カレーのルゥを使わずにカレーをつくるのをやってみたいとずっと思ってまして。そして、最近このコミックエッセイを読んだのです。
印度カリー子さんの「私でもスパイスカレー作れました!」。使うスパイスは3つだけ、フライパンひとつでOK、作る時間は最短20分。料理ビギナーでもおいしくできる、漫画でわかるスパイスカレーの教科書です。たまたま立ち寄った本屋の棚で今週の売り上げランキングをやっていて手に取りました。わかりやすくて、レシピの配分もシンプルで何回も本を開かずとも覚えられてとても良い感じ。
玉ねぎとトマトとニンニクとショウガ、3つのスパイス、あとはベースになるヨーグルト。これだけ買って、あと家に常備しているシーチキン缶で早速作ってみました。
まずは油を引いて、玉ねぎとニンニクとしょうがを炒めます。テレワークのお昼1時間で作って食べ切るために、玉ねぎはガガっとミキサーでみじん切りにしました。目から涙も出ないので良い。包丁の研ぎがいいと玉ねぎも目に染みないらしいと聞いたんですが本当なんですかね?包丁研ぐのもまだ人生でやったことないな…。
玉ねぎがいい感じに焦茶色になったらトマトを足して、さらに炒めて、3つのスパイスも投入。コリアンダー、クミン、ターメリックです。人生で初めてスパイス買った気がします。カルディで買いました。あと一瞬忘れてましたが塩も入れました。
シーチキン缶をドバッと入れて馴染ませて、水を足して、最後ヨーグルトをイン。ふわっとカレーっぽい匂いが漂って、見た目もカレー感出てきました。いい感じで混ぜたら、フライパンに蓋をして10分煮込みます。弱火にしなくちゃいけないのに初めてで焦っていたので、最初強火のまま煮込んでました。せっかくのカレーのスパイシーな匂いが逃げてしまった。あとフライパンの底がちょっと焦げた。
完成です。食べた感想は…「あ、ちゃんとインドカレーだ!」。スパイスが効いてます。…ただしちょっと酸っぱいかも?ヨーグルトの酸味と思われるので、煮込みが足りなかったのかな。レシピを見つつ、あと3回くらい練習したらいい感じに作れるようになる気がします。
作りながら思ったんですが、カレーのカレーたる土台部分って、玉ねぎだったんだなぁと。普通にお店で食べるカレーもそうなのかしら。インドカレー屋さんのキッチンでは大量の玉ねぎのみじん切りが常備されている…?とか空想してしまいます。
ルゥを使ったカレーほど胃に重たくなくて、むしろスパイス料理を食べて胃が元気になったような気持ちになります。張り切ってちょっと大きいサイズのスパイスの缶を買ってしまったので、しばらく練習して、自分に馴染ませてみようと。そのうち他のスパイスに手を出して、オリジナル配合とか見出してみたいですね、せっかくだし、カレー以外のスパイス料理も作れる人になりたい。