江戸和菓子の老舗、銀座菊廼舎の「富貴寄」をいただきました。菊廼舎さんの代名詞、富貴寄は、富を集めるという意味だそうで、バターを使わない和風クッキーに、金平糖、和三盆、落花生などの干菓子を色とりどり詰め込んだ甘い宝石箱です。しかも今回は、夏らしく涼やかな青の缶に入った金魚缶。
外側の包装も、素敵な模様の飾りと透かし模様の入った素敵なお包みでした。こういうの、テンション上がりますよねー。涼やかだけど華やか。そしていかにも和って雰囲気。片手に収まるサイズなので、多分気軽な手土産にも良い感じ。あでも干菓子って人を選ぶのかな?
パカっと開けると鮮やかで細やかな干菓子の詰め合わせ。金魚の形をした和三盆も可愛いー。指で摘んで舌に乗せると、じわっと甘みが広がって溶けていきます。あーおさとう食べてる、というそのまんまの気分。素朴でほんのりした甘さです。目で見て楽しく舌の上でも楽しい。
ほうじ茶と一緒にいただきました。一つ一つは指でつまめるほど小さなお菓子なので、ほうじ茶→金平糖→ほうじ茶→干菓子→…と無限ループ。読書のお供に用意して、1日かけてダラダラ食べ続けたりしたら幸せだろうな…。素朴な甘さなので飽きずにずっと食べることができました。富貴寄良い…。おうちに常備して、「今日美味しいお茶買ったから飲まない?」「良いねぇ、じゃあとっておきの干菓子があるから持ってくるよ」て言ってこれお茶請けに出したい。そういうお相手と時間が欲しい。というわけでご馳走様でした。